セリーグはDH制を採用するべき?
こんにちは。ネイ丸です。プロ野球もオフシーズンとなり、FA選手の動向が気になるところですよね。
日本シリーズでは、ソフトバンクが巨人に勝利し、日本一を勝ち取りました。
巨人ファンの私でも実力はパリーグの方が上だと思っています。
そんな中、先日原監督がセリーグでもDH制にするべきだ。という発言をしましたね。今回はそのDH制について話していきたいと思います。
目次
・DHって何?
DHとは「指名打者」のことです。打席には入るが、守備には就かない人です。要は、「攻撃専門」の人です。ホームランバッターや、外国人選手が務めることが多いです。
パリーグではこのDH制が採用されています。投手を含めた10人で試合を行います。
逆に、セリーグではDH制は採用されておらず、ピッチャーも打席に入り、9人で試合を行います。
・DH制のメリットとは?
- 投手が投球に専念できる。
- DHに指名された選手は打撃に集中できる。
- 試合に出られる選手が増える
こんなところですかね。
1についてですが、セリーグではビハインド時に勝ちに行くために調子のいい投手に代打を送る場面が多いです。これでは投手は不満ですよね。調子いいときはもっと投げたいって思うのは当然の事です。
・DH制のデメリットとは?
- 野球は本来9人で戦うのが基本だが、実質10人で戦っていることになる。
- 交流戦のビジターでの試合の際、普段打席に入らない投手も打席に入らなくてはならないので、不利。
こんなところですかね。正直デメリットは少ないです。
こう見ると、セリーグもDH制にするべきじゃん!ってなるのですが、いやいやちょっと待った...と。言いたいです笑
DH無しだからこその駆け引きもあるんですよ〜。
・DH無しだからできること!
例えば、0-1ビハインド、5回裏ツーアウト2、3塁でバッターは8番。この時の場面を想像してみてください。
5回1失点ですから、ピッチャーもまずまずの出来ですよね。
セオリーでいけば、1塁が空いていて次はピッチャーの打順、敬遠が妥当だと思います。
満塁にすれば守りやすいですし、打席にはピッチャーが入っているので打ち取れる確率は高いです。
しかし、代打も考えられます。調子のいいピッチャーを下げて、一発のある代打の打者が出てくる可能性もありますよね。
そうなると、8番打者を簡単に歩かせることはできない。
これはセリーグにしかない駆け引きだと思います。
DH制を敷かないと、こういうチーム同士の駆け引きも多いので、見てて面白いですよ。
・結局セリーグはDH制を採用するべき?
私は採用するべきではないと思います。
セリーグがパリーグに勝てない理由はそこではなくて、もっと他にあると思っております。
実際、日本シリーズもソフトバンクは東京ドームでも勝っていますし。
何より、ピッチャーが打席に入るからこそ面白いんです。
・まとめ
どうでしたか?DH制については賛否両論あると思いますが、それぞれに魅力があります!
それぞれ違った良さがあるし、伝統なので私はそれを受け継いでいってほしいと思っています!
それでは!